JOURNALジャーナル
#VOLUME019 /
OSHIMA-TSUMUGI-APPAREL/ガレージルーム→絹織物大島紬のアパレル化!
今から50年前、10代の頃に目覚めたメンズファッションの世界!
日本は戦後の低迷から高度成長期に大国アメリカからファッション、エンターテイメント~映画、音楽とあらゆる流行の影響を受けました。
1970年代当時、雑誌「MEN’S CLUB」を教科書として親にねだって和製IYYメーカーであるVANの服を買い漁りました。大学に入り上京するSURFINGを覚え、ロングヘアーにフレアージーンズで渋谷や湘南ビーチを歩くシティサーファーでした。大学卒業後20代はファッション販売職に就いていました。30代から50代までは鹿児島の地元企業で店舗運営や宣伝広告、商品開発等の仕事でした。この度は縁あって鹿児島~奄美が生んだ伝統工芸品である絹織物、大島紬に従事することになりました。現在のインターネット社会にあって世界のファッションは瞬時に目にすることが出来ます。また、多様化によって各個人が自分自身のファッションを有しており、大手企業が提案、提供するファッションの流れは通用しなくなっており、逆にインフルエンサーから教示貰い商品化しています。
そういうファッションの本当の意味での個性化、個別化の中ですが、日本古来のキモノは日本人自体の洋装化により、日常性を失くし着る人々がいなくなって来ています。大島紬をキモノという着装ではなく、絹織物のテキスタイル~生地としてアパレル~インテリア化によって、人々のライフスタイルに活用して頂きたいと考えています。
絹糸が織り成す点描画のような絣の織柄。キモノとして衰退の一途を辿る大島紬を継承、再興するためにアパレル~インテリア化を目指します。どうぞ皆様のご支援、ご愛顧を賜りますように宜しくお願いいたします!